子どもの頃からお土産にいただいておいしく食べていたのは「九十九島せんぺい」でした。
カリカリのせんべいにピーナッツがたくさん入っていて、大好きでした。
だから、子供の頃から九十九島を観光地として認識していたし、数年前には九十九島の観光船に乗って、島を巡りました。
震災前、松島で観光船に乗ったことがあります。
九十九島と松島と、景観がそっくりなんですね。
違うのが知名度!
松島は「日本三景」のひとつで、広島の「宮島」、京都の「天橋立」と並んで、景勝地として日本では有名です。
松島では、松島湾観光遊覧船に乗ってかもめの歓迎をうけました。
震災前でしたが、今でもかもめたちは元気に遊覧船のまわりを飛んでいるのでしょうか。
両方に行ってみて、島々の美しさは同じだと思いました。
松島はさすが日本三景といわれるほどですが、長崎の九十九島も負けてないんです。
もっと、九十九島を知ってもらいたいですね。
松島遊覧船のおすすめポイント
松島へ旅行したのは震災の前でした。
だから、津波で松島がたいへんな被害を受けたとき、テレビで惨状を見て心配しました。
船着き場の前のおみやげ屋さんで南部鉄瓶を買いました。
お店のおばさんは逃げ出せたかな…とか、あの時お店にいた可愛いワンちゃんは無事だったかなとか…
今は復興して、また松島湾観光遊覧船で観光ができます。
震災で大変だった島々も、またきれいな景観を見せてくれていると思います。
松島遊覧船に乗って楽しかったのはかもめのエサやりです。
当時、100円くらいでかもめのエサになる「かっぱえびせん」を売っていました。
船が出てしばらく行くと、かもめたちがたくさんよってきました。
観光船が来るとエサがもらえとわかっているんですね。
おびただしい数のかもめが空を飛び、船のまわりを旋回します。
かっぱえびせんをつまんで空に向けると、かもめが近づいてきて食べてくれます。
おもしろかったですよ~
かもめが身近に見られるし、エサを上手にくわえて持って行くし。
ワイワイ、盛り上がりました。
松島へ旅行したら、松島湾観光遊覧船で湾内をめぐるのは外せません。
松島の景色も素晴らしいですが、かもめの歓迎もうれしいですよ。
ウミネコの餌付けついて
平成26年4月1日よりウミネコ(かもめ)への餌付けが禁止されたようですね。
残念!
近年、松島湾内の松がウミネコのフンなどによって枯れていく被害が多く報告され、大きな問題となっています。
町では「松島町ウミネコ等被害防止対策検討委員会」を立ち上げ、さまざまな方面から、松枯れ防止のための意見や方法などを検討してきましたが、船会社からのご協力もあり松枯れ対策としてウミネコへの餌付けを当分の間禁止することとしました。
ウミネコへの餌付けは、観光船などにおいて多くの方に喜ばれているアトラクションですが、「松島の松」を守るため、ご理解ご協力をよろしくお願いします。
そんなことになっていましたか!
かもめの餌付けはできなくなっているようです。
私たちは貴重な体験ができたんですね。
長崎の九十九島
長崎の九十九島は九州では知名度がありますが、全国的に見たら本当に知名度が低いようです。
もっと、九十九島を知って欲しいですね。
雄大な景観美が心に感動を呼ぶといわれる「西海国立公園九十九島」です。
九十九島には仙台の松島に負けない、美しい島々があります。
九十九島では、松島と同じように遊覧船がでています。
島々を巡って、たくさんの島を見ることができます。
海の女王をイメージした白い船体の「九十九島遊覧船パールクィーン」と海賊帽(ハット)をモチーフにした赤い船体の「九十九島海賊遊覧船みらい」が運行していました。
私たちが乗ったのは「九十九島海賊遊覧船みらい」です。
運行中に、向こう側を行く「九十九島遊覧船パールクィーン」が見えました。
九十九島海賊遊覧船「みらい」には「未来に向かって海を走る」という思いが込められています。
遊覧船としては日本初の電気推進船で、未来志向の環境や自然に優しいエコな船なんです。
大きな窓から九十九島をパノラマビューで楽しむことができます。
そして、船を降りるとすぐ横に「九十九島水族館海きらら」がありました。
私は水族館が大好きなので、もちろん見学しましたよ。
フードコートみたいなところには、九州では有名な「佐世保バーガー」が売っていました。
当時は中国人の観光客がたくさんいて、みんな「佐世保バーガー」を食べていましたね。
まとめ
松島湾観光遊覧船と九十九島遊覧船。
東北と九州ですね。
どちらも美しい島々が観られます。
ただ、九十九島は知名度が低いので、もっとみなさんに知って欲しいと思います。
早くコロナ過がおさまって、また観光事業が元気に復活したらいいですね。