九州で人気の黒川温泉に、2回も行くことができました。
1回目は阿蘇山をめぐり、震災前の熊本城を見学してからの黒川温泉。
2回目は震災後に、長男一家とちょっと贅沢な有名旅館に泊まって、ご馳走三昧の黒川温泉を満喫しました。
黒川温泉は湯めぐりが人気です。
その旅館に泊まらなくても、人気のお風呂に入れます。
入湯手形を買うと、好きな温泉に3つ入れます。
2ヵ所入ると、けっこう疲れて、3つも入れませんでしたけど。
黒川温泉の家族風呂
子どもとその一家が遊びに来てくれたとき、阿蘇山をまわって黒川温泉に一泊しました。
夫婦二人で黒川温泉に行ったときは、入湯手形で温泉巡りをしましたが、小さな子供が一緒なので、贅沢をして素敵な旅館「優彩」に泊まりました。
熊本の名物、馬刺しが並ぶ贅沢なご馳走を食べて、温泉を堪能しました。
朝は家族風呂が空いていたので、初めての家族風呂も体験できました。
夜は予約が多くてなかなかは入れないようですが、朝は空いていたのでラッキーでした。
子どもと孫も、朝は家族風呂に入ったと言っていましたから、黒川温泉の家族風呂は朝がねらい目でしょう。
黒川温泉の入湯手形
黒川温泉の入湯手形も、黒川温泉の人気のみなもとですね。
入湯手形を購入すれば、黒川温泉の好きな旅館の温泉に入れます。
私たちがそのとき泊ったのは、三愛高原ホテルでした。
そこから、ホテルのバスに乗って黒川温泉まで連れて行ってもらいます。
1,300円の入湯手形を買えば、好きな温泉に3つ入れるというシステムです。
スギの丸太を切って、ひもを通し、手形にしてありました。
協会に入っている温泉が24軒あり、好みのお湯の温泉に入れるんです。
「新明館」の洞窟露天風呂
温泉を巡るマップをもらって、歩いて温泉を訪ねました。
まず目指したのは、山の宿「新明館」です。
昔、ここのご主人が自ら掘ったといわれる、洞窟風呂です。
すごい人気のお風呂ですが、お昼の3時頃に行ったのでがら空きでした。
めちゃくちゃラッキー!
一人では入らないでくださいと、注意書きがありましたが、誰もいないし、仕方がありあせん。
一人で洞窟風呂を堪能しました。
でも、帰る頃には若い女性二人組が入っていきました。
彼女たちも、誰もいない人気の洞窟風呂に、キャ~キャ~と盛り上がっていました。
脱衣場はほとんど外にあり、ちょっとコワいです。
屋根はありましたが間仕切りなしで、すのこになっていて、籠がいくつか並んでいたので、そこが脱衣場だとわかりました。
女性しか入ってこれないので、安心してください。
後、奥の方には洞くつの脱衣場がありました。
少し広かったのですが、岩の上に籠がおいてあるだけのシンプルな脱衣場です。
「こうの湯」の立ち湯
こうの湯は、黒川温泉のはずれにありました。
雑木林の中、森林浴をしながらお湯に入れます。
立ち湯が有名で、プールみたいに立ったままお湯につかれるという、人気の温泉です。
こちらも時間的に誰もいなくて、一人で立ち湯を満喫です。
階段を下りてお湯につかります。
私の身長でも足がつかないほどの余裕の深さで、背が低い人は足がつかないので、つかまるための丸太もついていました。
立ってはいる温泉は意外と楽でした。
お風呂に入るのって、意外と疲れます。
2軒回ったらなんだかぐったりして、3軒めは翌日に入ることにしました。
三愛高原ホテルは雪景色
朝になったら3軒めの温泉に入りに行こうと話していたのですが、なんと朝起きると一面の銀世界!
三愛高原ホテルは山の上にあるので、雪が積もっていました。
前日はこんなふうだったのに・・・
車で来ているので、3軒目の温泉は急遽中止です。
どうやって、この雪の中を下りていこうかと困っていたら、ホテルの方がチェーンを用意してくださいました。
知り合いのガソリンスタンドに頼み、私たちが乗ってきた車に合うチェーンを探してもらい、持ってきていただきました。
ついでに、装着までしてくださり、ありがたかったです。
親切にしていただき、三愛高原ホテルのみなさんのご恩はわすれません。
慣れない雪道を、恐る恐る運転して、無事に温泉街まで下りられました。
黒川温泉街は雪が積もっていませんでしたから、そこからは安心して家に帰ることができました。
黒川温泉の効能
黒川温泉のお湯は宿ごとに異なる泉質をしています。
好みの泉質を選び、順番にめぐることで、健康や美肌作りにより効果的な湯めぐりができるそうです。
組み合わせによっていろいろな湯めぐり法があります。
黒川温泉へ行ったら、温泉を巡るパンフレットで好きな泉質を選んで、温泉に入ってみてください。
丸が付いているのが、私たちが湯めぐりをした温泉です。
赤●が入った温泉で、黄色●は入りたかった温泉です。
雪のため、入れませんでした。
残念でした~
まとめ
黒川温泉の人気の秘密は温泉手形ですね。
泊まらなくても、好きな泉質の温泉に入れます。
人気の岩風呂にゆっくり入れたのは本当にラッキーでした。
ねらい目は平日の午後3時ですね。
黒川温泉に行かれたら、ご主人が手彫りされたという、すごい岩風呂をぜひ体験してみてくださいね。