主人と二人で、よく旅行をしました。
楽しかったなぁ・・・
日本全国を旅して、47都道府県で行っていないのは山形県くらいかな。
蔵王を見たかったんだけど、私たち九州生まれでスキーとかやったことないから、なんとなく主人が乗り気でなくて、蔵王には行きそびれてしまいました。
温泉にでも行けばよかったな。
そして、2020年の11月に主人がガンで亡くなりました。
もう、二人で旅行には行けませんが、二人で旅した思い出が45年分あります。
ブログに載せているのはほんの一部。
旅行の写真を見ると若い主人が写ったりしていて、私のテンションが上がります。
ガンの闘病中は、当たり前ですが大変でした。
でも、闘病中もステキなところにたくさん旅行に行きました。
病気が分かってすぐに行った、東京の浜離宮。
秋には宮古島でシュノーケリング初体験。
秋というのがミソ!
10月になると、沖縄は旅費がめちゃくちゃ安くなるからです。
それから湯布院温泉や黒川温泉にも行きました。
旅行をしていると、闘病中のつらいことを忘れられるんです。
楽しいし、主人は旅行が大好きでしたから。
1年10ヵ月にわたる主人の闘病と私の心を、思い出しながらブログに書いていきます。
病気をして分かったのが、ガンで闘病している人たちがたくさんいらっしゃるということ。
今は、二人に一人がガンになる時代だとか言われていますから。
主人を看取り、茫然とした日々を過ごして、8ヵ月過ぎてからやっと夜眠れるようになりました。
午前3時起きとか、普通でしたからね。
これから、病気の話や治療法、介護や看取り、グリーフケアに至るまで、少しずつお話していきます。